新人学生記者「今、思うこと」

新人コラム

朝晩冷え込む季節になってきた。しかし「キャンパる」編集部は、より良い紙面作りを目指して積極的に発言する学生たちの熱気にあふれている。新たな仲間として取材や記事執筆を手がける2人に、それぞれの座右の銘と、「今、思うこと」をつづってもらった。

 ◆真心

責任ひしひし

思えば、小学校生活最後の係活動が「新聞係」だった。B4判・両面刷りで、紙面は毎月クラスの全員に届けられる。

私の担当は裏面のコラムで、タイトルは某紙の1面をもじって「天声慎語」とした。執筆に立候補しタイトルも自分でつけたが、今考えるとまったく畏れ多い限りである。普段の生活で気が付いたことや、世間のちょっとした話題に絡めてつらつらと文章を書いていた。

 あの時から、機会があるごとに「文章を書くこと」を自分に課してきた。中高時代も、学内新聞の記者として日々の出来事に関する記事から、卒業生へのインタビューまで幅広く手がけた。活動をする中で、一つ一つの言葉遣いやスケジュール管理に悩むことも多かった。でも、どんどん文章を編み出し、それを人に読んでもらえるということが、とにかく楽しくて楽しくて仕方がなかった。

しかし、小中高の学内新聞と「キャンパる」では訳が違う。全国紙に自分の署名記事が載るということへの責任を、編集会議に来るたびにひしひしと感じている。どういった方に、どのように読んでいただけるのか、という想像力をこれまで以上に働かせたい。

 「8年目」に突入した記者生活。一番、と言える記事は「キャンパる」に書くつもりでいる。【早稲田大・奥村慎】

◆選んだ道を正解にする

点つなげ線に

「なぜキャンパるに入ったの? 記者志望なの?」と聞かれると言葉に詰まる。現地点で私は記者志望ではない。紹介してくれた教授の授業を受けていなければ、「キャンパる」の会議室へ足を踏み入れることはなかっただろう。

 そんな私が入会を決めたのは、何となく楽しそう、という好奇心からだった。その好奇心は幼少期に興味の向くままあちこち歩き回った感覚と同じものだ。

入会して約半年がたつが、取り上げる記事の提案をすれば、さまざまな方向から思いがけない質問が次々に飛ぶ。修正を重ね、初めて提案が通った時はとてもうれしかった。こうした体験に刺激と面白さを感じている。

 しかし、就職活動を意識してサークルを選ぶ人もいる中で、私の選択は遠回りのような気もする。そう考えていた時、私の高校時代の恩師の「点と点はいつかつながって線になる。それは歴史も人生も一緒」という口癖を思い出した。偶然に思える出来事も、つなげてみれば一つの物語になる。

 周りからは遠回りに見えても、私の選択は必ず将来へつながるはずだ。そう信じて、「キャンパる」の活動に前向きに取り組んでいきたい。ここで一つ一つ打つ点は、きっとつながって線になる。【津田塾大・筒井真桜】

PAGE TOP