2019/05/28 新人コラム(下)

「頑張る自分」に一歩ずつ

 昔から運動が好きだ。中学の頃に軟式テニスを始め、高校でも続けた。しかし、大学には軟式テニスサークルがなかった。代わりに硬式テニスやバドミントンといった、似ているラケット競技サークルに入部した。

 しかし、軟式テニスをやりたい。そんな気持ちが募ってくる。ユーチューブで軟式テニスの動画を見る度に、うらやましいと感じる。そこで、家の近くで軟式テニスをやっている市民サークルなどを探してみるが、初めて行くところなので勇気が持てない。優柔不断な自分に嫌気がさす。

 そのような心境のさなか、ある人に「一番頑張ったことは何?」と質問される。「中学校の部活」と答えたが、相手は「今は?」と聞いてきた。答えられなかった。現在頑張れていない証拠だ。

 これからは、やろうと思ったことには挑戦していこう。そう思い、近くの運動場でやっている軟式テニスの講座に行くことを決意する。【大正大3年・竹村健吾】


自問自答、未来が見えた

 憧れていた大学の受験に失敗した悔しさから浪人を決意した。第1志望合格を目標に受験勉強に励む毎日。劣等感や自己嫌悪から精神的に追い詰められることも多かった。

 そんなある日、志望校合格への執着から大学で学ぶ目的を見失っていることにふと気付いた。私は将来何をしたいのか。何を学びたいのか。自問自答を繰り返した。そのうちに、見失っていた将来の夢が少しずつまた見え始め、受験勉強に対する姿勢も変わっていった。

 結局、第1志望の大学には手が届かなかった。大学受験における目標を達成できなかった悔しさは残るが、これが私の人生における最終的な目標ではない。むしろ、ここからが勝負だ。

 大学に入学してから1カ月が過ぎた。新たな出会いを通して視野が広がる中、これから自分の進む道に迷うことがあるかもしれない。そんな時は一度立ち止まろう。そして納得するまで自分と向き合うのだ。【立教大1年・明石理英子】


悩んで、決めて、覚悟して

 大学3年生の夏、大学を1年間休学したいと思うようになった。昔から人に何かを伝えることが好きで、ジャーナリストという仕事を目指している。そのために、学生のうちにもっと海外へ足を運び、じっくり勉強したいという気持ちが強くなっていた。

 こんなことを話しても、理解してくれる人は多くなかった。「就活から逃げているのではないか」と言ってくる人がいたり、家族を説得するのに苦労したりして、休学をやめようとさえ思った。

 だからこそ、しっかり自分自身を見つめ直すきっかけにつながった。何度も迷ったが、最後には曖昧でも揺るぎない意思が大きな決断をさせた。

 そうして覚悟を決めた休学が4月から始まった。だが迷いが消えるわけではなく、何をすべきか日々試行錯誤を繰り返している。

 休学が終わった時、また将来仕事をしている時に、「やっぱり休学してよかった」と言いたい。そんな1年間に、自分はできるだろうか。【早稲田大4年・長岡健太郎】

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